史跡

片岩

片岩は仙人峠の近く、早瀬川の右岸に屏風のように切り立った石灰岩の岩壁がある高さは約二〇〇㍍、幅は約一五〇㍍ほどあり、秋の紅葉の頃の景観は素晴しく、藩政時代には南部八景の一つに数えられていた。この奥の山頂近くにはさらに大きな岩壁があり、近くに清水が湧き出しており、標高1013㍍の山項は高清水山と呼ばれている。