史跡
仙台御仮屋(おかりや)
赤羽根峠の頂上から東の尾根を約五〇〇㍍程登ったところに仙台御仮屋と呼ばれる平らな台地がある。藩政時代には、代々の伊達藩主が主な藩境の巡視を常としたが、この際に藩・・・
逆さ水(さかみず)
赤羽根峠頂上より五〇〇㍍程赤羽根部落に寄った道路の東側の小さな沢を「逆さ水」と呼んでいるが、戦前頃までここの水は色々の薬効があるといわれていた。婦人の産後の体力・・・
赤羽根の番所跡(ばんしよあと)
赤羽根部落を通る国道三四〇号線西側の荻野酒造㈱入口の手前。南部藩と伊達藩がはじめて境を接したのは天正九年(一五五一)このことで、阿曽沼氏が遠野領奪還をあきららめ・・・
赤羽根稲荷神社
赤羽根トンネル入口東側の丘の上にあり、赤羽根・小原田(こうらだ)・平野原・宇南林部落の産土神として信仰されている。祭神は稲倉魂命で、中世阿曽沼氏の臣平倉千右エ門・・・
馬頭観世音(ばとうかんぜおん)碑
赤羽根峠の中程の東寄りに、文久四年銘の馬頭観世音塔が一基祀られている。ここには清洌な清水もあり、峠を行き交う人馬の休み場であったが、駄賃づけの馬がこの辺りに来る・・・