七つ石
平倉地内の平野原。宇南林(うなんばやし)、地崎(じさき)などに七つの大石が点在していた。これは花閥岩で畳二枚程もある偏平な大石で、平倉部落公民館の橋桁がそのうちの二つであった。慶長六年(一六〇一)九月、赤羽根峠合戦の際に戦死した者の墓であると伝えられてきたが、今この大石の行方は不明である。